制作・運営:Zenken株式会社/提供・監修:株式会社プライム・ブレインズ
ここでは、転職を考えたときにITエンジニアに役立つスキルについて紹介しています。どういったスキルが求められるのか、スキルアップのために取り組むべきことなどについてもまとめました。
ITエンジニアのスキルというと技術面を考えがちです。もちろん技術力も大切ですが、転職ではそれ以外の経験や関連スキルが注目されます。代表的なものをピックアップしましたので参考にしてみてください。
システム開発にはトラブルがつきものです。トラブルが発生すると迅速な対応が求められますが、その際に情報収集・分析・解決策検討・実行までスムーズにできる能力が問題分析・解消力です。スピードだけでなく冷静さも求められます。
ITエンジニアの領域全般で役立ちます。プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーは問題解決の経験を積むことがスキルアップになりますし、チームでの信頼度も上がります。
交渉力とは意思疎通をスムーズに行うためのスキルです。ITエンジニアの上流工程ではさまざまな調整も必要ですが、交渉力が足りないと交渉事もうまく進みません。また顧客に仕様を説明する際もコミュニケーション力が重要です。
プロジェクトマネージャー、ITサービスマネージャーなどチームや部門を統括する領域やITアーキテクト、ITコンサルタントなど顧客とのコミュニケーション機会が多い領域で生きるスキルです。
課題解決のため議論の舵取りをして合意形成までもっていけるスキルがファシリテーションです。ファシリテーターは議論の落としどころを見つける関係者調整力が必要です。議論の軌道修正や話しやすい環境づくりなど経験が必要なスキルです。
プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーなどチームや組織を統括する領域で役立つスキルです。コミュニケーション力とも深く関わってきます。
人や組織を効率よく管理する能力のことです。ITエンジニアがマネージメント力を身につけると業務領域が広がります。マネージメント力に優れているとシステム開発の効率化やコスト削減などにも貢献できるため、ITエンジニアとしての評価も上がります。
プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダー、プロダクトマネージャーなど人や組織をまとめる領域で生きるスキルです。
これまで紹介したスキルはあれば転職に有利なのは間違いありませんが、転職当初からすべての能力が身についている必要はありません。経験がないから諦めるのではなく、これから業務の中で学んでいけばよいのです。
すべての領域で共通して必要とされるのはコミュニケーション力です。問題解決のための情報収集や議論のコントロール、人を動かすマネジメントも、コミュニケーション力がベースとなりますので意識しておくとよいでしょう。
ITエンジニアがスキルを伸ばすには経験を積むことが重要です。まず、自分がやってみたい領域に必要とされるスキルは何であるかを理解して整理してみましょう。それを意識しながら日々の業務に取り組むことでスキルアップにつながります。
また、転職の際はITエンジニアの業務領域を限定するのではなく、さまざまなチャレンジをサポートしてくれる会社を見極めることです。目先のスキルよりも将来のキャリアパスを見通せる環境があるかどうかが重要になります。
株式会社プライム・ブレインズは、ユーザー企業の視点に立ったITプロジェクト支援やITコンサルティングなどを行っている企業です。
ベンダーに代わり、自らの手でシステムを作り上げられるだけの技術力とビジネス課題解決力を有しており、確かな技術と知見をもとに全体を俯瞰し、幅広い領域・工程でITプロジェクトの成功に貢献しています。